ファイル
サイディームファイルの作成や保存、外部ファイルのインポート・エクスポートを行うメニューです。
メニューリスト
項目 | 内容 |
---|---|
新規作成 | 各種のサイディームファイルを作成します。 詳しくは新規作成を参照してください。 |
開く | 各種のサイディームファイルを開きます。 選択できるファイルについてはファイルの種類を参照してください。 |
上書き保存 | 現在、編集中のサイディームファイルの変更を上書き保存します。 新規保存の場合は名前を付けて保存となります。 |
名前を付けて保存 | 現在、編集中のサイディームファイルを名前を付けて保存します。 ファイル形式についてはファイルの種類を参照してください。 |
すべて保存 | 現在の開かれているサイディームファイルを全て上書き保存します。 新規保存のファイルは名前を付けて保存となります。 |
CVTファイルをエクスポート | 現在、編集中の回路の構成情報をCVT形式ファイル(.cvt2 )で出力します。新規保存の場合は名前を付けてCVTファイルをエクスポートとなります。 |
名前を付けてCVTファイルをエクスポート… | 現在、編集中の回路の構成情報をCVT形式ファイル(.cvt2 )を、名前を付けて出力します。 |
Eschartにデータをインポート | CSVファイルや他社のファイルをインポートし、Eschartにグラフを表示します。 詳しくはEschartにデータをインポートを参照してください。 |
Scideam v1ファイルをインポート… | 旧バージョンのScideam V1で保存した回路モデルファイル(.s )を取り込みます。 |
最近使ったファイル | 最近使用したファイルの履歴から、選択したファイルを開くことができます。 |
閉じる | 現在、編集中のファイルを閉じます。 |
現在、編集中の回路モデルを印刷することができます。 詳しくはPrintを参照してください。 |
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Print Preview | 印刷プレビュー画面を表示します。 詳しくはPrint Previewを参照してください。 |
閉じる | 現在、編集中のファイルを閉じます。 |
サイディームを終了 | サイディームを終了します。 |
異なるバージョンのサイディームで作成されたファイルについて
バージョンの新しいサイディームで保存されたファイルはバージョンの古いサイディームでは開くことができません。 複数のサイディームで開発を行う場合には、サイディームのバージョンを合わせることを推奨しております。
なお、バージョンの古いサイディームで保存されたファイルはバージョンの新しいサイディームで読み込むことが可能です。
新規作成
項目 | 内容 | ファイル形式 |
---|---|---|
サーキットファイル | 回路モデルファイルです。 | .scicir |
スクリプトファイル | スクリプトファイルです。 | .sciprc |
SLCスクリプトファイル | SLCスクリプトファイルです。 | .scislc |
グローバル変数ファイル | グローバル変数ファイルです。 | .scivar |
ルックアップテーブルファイル | ルックアップテーブルファイルです。 | .scitbl |
New Eschart | 空のエスチャートを起動します。 | - |
ファイルの種類
Scideamでは以下のファイルを取り扱います。
項目 | 内容 | ファイル形式 |
---|---|---|
サーキットファイル | 回路モデルファイルです。 | .scicir |
スクリプトファイル | スクリプトファイルです。 | .sciprc |
SLCスクリプトファイル | SLCスクリプトファイルです。 | .scislc |
グローバル変数ファイル | グローバル変数ファイルです。 | .scivar |
ルックアップテーブルファイル | ルックアップテーブルファイルです。 | .scitbl |
Eschart Files | Eschartで保存したファイルです。 | .e2、.esdb |
Eschartにデータをインポート
エスチャートを起動して他のツール、ファイル形式からデータをインポートし、グラフを表示することができます。
以下の形式のファイルをインポートすることができます。
- CSVファイル
- スプレッドシート
- SCALEファイルをインポート++
- TEXIOファイル
インポートウィンドウは以下のようなウィンドウとなっています。
なお、TEXIOファイルをインポートする際は時間軸とヘッダの設定は自動で行われます。
その他、各社のデータ形式をエスチャートに取り込む際の手順は以下をご覧ください。
- 各社データ生成手順
- CANalyzer(Vector Informatik GmbH)
時間単位について
取り込みデータの時間単位は秒[s]となります。
CSVファイル
CSVファイルをインポートします。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
エンコード | インポートするファイルのエンコードを選択できます。 |
表示中のチャートを全て削除 | 現在表示されているチャートをすべて削除してからファイルをインポートします。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
ヘッダー行有り | ヘッダーがある場合はその行番号を指定することで、データを読み込むことができます。 ヘッダー行番号、データ開始行番号を設定する必要があります。 |
デリミタ | 区切り文字をカンマかタブから選択できます。 |
タイムスタンプ列有り/タイムスタンプ列無し | インポートファイルにタイムスタンプがない場合は タイムスタンプ列無し を選択し、サンプリング周期を指定することでタイムスタンプを付与することができます。 |
ファイルのプレビュー | インポートされるデータを確認することができます。 |
Fetch Row | プレビューに表示される行数を選択できます。 |
ヘッダーについて
ヘッダーは系列名を指します。
ヘッダーを指定する場合は系列名のある行番号を指定してください。
タイムスタンプについて
タイムスタンプ
はデータの0列目にある必要があります。
それ以外の列にタイムスタンプ
がある場合はデータとして扱われますのでご注意ください。
スプレッドシート
スプレッドシートファイルをインポートします。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
ヘッダー行有り | ヘッダーがある場合はその行番号を指定することで、データを読み込むことができます。 ヘッダー行番号、データ開始行番号を設定する必要があります。 |
タイムスタンプ列有り/タイムスタンプ列無し | インポートファイルにタイムスタンプがない場合は タイムスタンプ列無し を選択し、サンプリング周期を指定することでタイムスタンプを付与することができます。 |
ファイルのプレビュー | インポートされるデータを確認することができます。 |
ヘッダーについて
ヘッダーは系列名を指します。
ヘッダーを指定する場合は系列名のある行番号を指定してください。
タイムスタンプについて
タイムスタンプ
はデータの0列目にある必要があります。
それ以外の列にタイムスタンプ
がある場合はデータとして扱われますのでご注意ください。
SCALEファイル
SCALEの測定データ(*.wvf)をインポートすることができます。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
TEXIOファイル
株式会社テクシオ・テクノロジー[外部リンク]の製品の測定データをインポートすることができます。
対象のTEXIOファイルは以下となります。
- *.csv
- *.lsf (LSFファイル)
TEXIOファイルのインポート画面は下図のようになります。
名称 | 機能 |
---|---|
ファイル | インポートするファイルを選択します。 |
参照... | ファイル参照ダイアログを開きます。 |
ファイルフォーマット | インポートするファイルの拡張子を選択できます。 |
一つのチャートにインポート | インポートするファイルの波形を一つのチャートに表示します。 |
タイムスタンプ有り | 読み込むTEXIO CSVデータにタイムスタンプが入っている場合はチェックしてください。 チェックを外した場合は、サンプリングタイムから自動でタイムスタンプを生成します。 |
各社データ生成手順
CANalyzer
Vector Informatik GmbHのCAN解析ソフトウエアCANalyzerで取得したログデータは、以下の手順でcsvファイルとして書き出すと簡単にエスチャートにインポートすることが可能です。
- Toolタブ、
Logging File Conversion
をクリック - Logging File Conversionウィザードから
Souce file
を指定し,Destination file
はcsv形式
を選択し、指定します。その後Signal Information
のプルダウンメニューからExtract
をクリックし、出力するデータを選択します。 Advanced Setting
のプルダウンメニューからGlobal export setting
のSetting...
ボタンをクリックし、設定ウィンドウを開きます。CSV Setting
より、Time Axis
のCommon time axis for all signals
にチェックを入れます。Global export setting
の設定ウィンドウのOK
をクリックし設定を保存します。Logging File Conversion
のSave
ボタンをクリックし、csv
ファイルを書き出します。
以上の手順で、エスチャートで追加設定を行うことなしに、データを読み込むことが可能です。
CSVファイルをインポート を参考に、以下の設定で読み込んでください。
項目 | 内容 |
---|---|
ヘッダー行有り | True |
ヘッダー行番号 | 0 |
データ開始番号 | 1 |
タイムスタンプ列有り | True |
Caution
本手順は、CANalyzer Ver.9.0.65(SP2)をもとにして作成しています。異なるバージョンをお使いの場合は、CANalyzerの製品マニュアルをご覧ください。
印刷
現在編集中の回路モデルファイル、スクリプトファイルを印刷することができます。
印刷画面で印刷
ボタンをクリックすると印刷を開始します。
プリンターの選択
項目 | 内容 |
---|---|
詳細設定 | レイアウトの向きや、用紙サイズ、解像度を設定することができます。 |
プリンタの検索 | 印刷を行いたいプリンタがリストに表示されていない場合、ネットワーク上のプリンタを検索することができます。 |
その他
項目 | 内容 |
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すべて | 編集中の回路モデルのデータ全てを印刷対象に選択します。 |
選択した部分 | 現在選択している部分を印刷対象にします。 |
現在のページ | 現在表示しているページを印刷対象にします。 |
ページ指定 | 印刷するページの範囲をしていします。 |
部数 | 印刷する部数を変更することができます。 |
部単位で印刷 | 複数ページある原稿を複数部コピーするときに、ページ順に1部ずつまとめて印刷します。 |
ボタン
項目 | 内容 |
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印刷 | 現在の設定で印刷を開始します。 |
キャンセル | 印刷を行わずダイアログを閉じます。 |
適用 | 現在の設定を反映させます。 |
Tips
印刷機能は、簡易的な機能のため制限事項があります。
・スクリプトファイルの印刷の向きを横にしても、用紙の方向は横方向になりません。
・Windows11
で印刷する場合、印刷ダイアログに設定が引き継がれない場合があります。
・印刷時に見切れてしまう場合は、一旦PDFに出力してから印刷してください。
Print Preview
印刷結果のイメージを確認することができます。
ツールバー
項目 | 内容 |
---|---|
印刷画面を開きます。 | |
印刷プレビュー表示を拡大・縮小します。 | |
印刷プレビュー表示の拡大率を100%にします。 | |
印刷プレビュー表示をページの横幅が画面に収まるようにします。 | |
印刷プレビュー表示をページ全体が画面に収まるようにします。 | |
印刷プレビュー表示を見開き2ページにします。 |
レイアウトメニュー
項目 | 内容 |
---|---|
Layout | 印刷の向きを縦(Portrait )・横(Landscape )に切り替えます。 |
Scale | 印刷時の拡大率を変更します。Actual Size は拡大率100%で印刷されます。Scale(%) は任意の拡大率を指定して印刷することができます。 |