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FRD周波数

FRD周波数

FRD周波数は回路内に複数の動作周波数を定義したいときに使用するFRD素子に設定する周波数です。

FRD素子にFRD周波数とFRD周波数で動作する素子を設定することでメイン周波数とは独立した動作周波数の設定が可能です。

FRD周波数はメイン周波数と同じ値でもかまいません。 この場合、定義したい動作周波数の中で最も高い周波数をメイン周波数に設定します。

Example

デジタルスイッチング電源にて、スイッチング周波数:100kHz、制御周波数:50kHzとする場合には、
メイン周波数は100kHz、FRD周波数を50kHzに設定し、 デジタル制御のADコンバータなどをFRDに登録してください。

解析中にFRD周波数を変化させる時の注意点

FRD周波数を解析中に変更することは基本的には想定されていませんが、
PRCを使用することで解析中にFRD周波数を変更することができます。
ただし、どのような場合であっても、FRDの初期時間を別の素子から変更することはできません。

参照

周波数発生器(FRD)
プログラマブル制御器(PRC)
制御順序