テーブル素子[TBL]
Location : Modulator/TBL
外形

説明
TBLはプログラムで使用するテーブルを保持する素子です。
TBLは機能関数table("sym", xvalue)で呼び出すテーブルを保持します。
tbl形式、またはCSV形式のテーブルファイルを読み込むことができます。
Note
機能関数table("sym", xvalue)はシンボルsymを持つテーブル素子のx値xvalueに対するy値yvalueを返す関数です。
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テーブルファイルの作成
この素子を使用する場合、まず、テーブルファイルを作成します。 適当なエディタ(メモ帳など)を起動し、カンマでくぎって、
xvalue、そのxvalueに対するyvalueを下記の例のように記載し、任意の拡張子で保存してください。
Example
1.0, 5.0
2.0, 10.0
3.0, 15.0
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使用するテーブルファイルの選択
TableのTableボタンをクリックし、ファイルダイアログボックスからテーブルファイルを指定します。 -
設定されているテーブルファイルの確認・変更
Listボタンをクリックすることにより、メモ帳で確認変更することができます。 変更する場合はテーブルファイル作成時同様、適当なエディタから編集を行い、保存したものを再度読み込んでください。
xvalueが、テーブルファイルに定義されているxvalueの中間値ときは線形補間を行います。
たとえば、上の例で、実際のxvalueが、1.5の場合、yvalueは、7.5となります。
また、xvalueが、定義されている範囲をこえた場合は、定義されている最小値または最大値でクリップされます。
たとえば、上の例で、xvalueが0.5の場合、yvalueはxvalue 1.0に対するyvalue``5.0となり、xvalueが4.0の場合、yvalueはxvalue 3.0に対するyvalue 15.0となります。

パラメーター
| パラメーター | 内容 | 単位 | 入力範囲 |
|---|---|---|---|
| Symbol | シンボル名 | - | - |
| Table File | テーブルファイル | - | -(※) |
※:Table Fileには有効なテーブルファイル名(none以外のファイル名)を入力してください。