プログラムに関するエラーの対処方法
PRCなどのプログラマブル素子にプログラムを書いたとき、文法に誤りがある場合、エラーが発生します。
文法上のエラー
例えばPRCブロック内に以下のようなプログラムを記載します。
上記の例では10行目のコードの文末に;
がついていません。
この状態で解析を行った場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージに従って修正をすることで、正しく解析を行うことができるようになります。
素子パラメータを変更するプログラムのエラー
設定することができない値を素子パラメータに設定するプログラムはシミュレーション実行時にエラーとなります。
例えば、Resistance
のValue
に0
を設定することはできません。
またInductorR、CapacitorRL、WindingRのESR、ESLの値をプログラムによって0
から0でない値
、または0でない値
から0
に変更することも不正な
パラメータ設定となり、エラーが発生しますのでご注意ください。
以前は正常に解析できた回路でエラーが発生したとき
SCALEのバージョンアップにより、回路エラーが強化され、以前は判定されなかったエラーが判定されるようになることがあります。
この場合は表示されたエラーメッセージに従って正しいプログラムに修正してください。
参考
プログラマブル素子言語文法
プログラマブル電圧源/Prg Voltage
プログラマブル制御器/PRC
プログラマブル演算器/Program