What’s New in Scideam Ver.2.8
GaNとSiC素子の追加
GaNとSiCに対応した素子が追加されました。これにより高性能な電源回路解析が可能となります。GaN素子とSiC素子にはそれぞれケルビンソース端子が備わったタイプも用意されており、寄生インダクタンスを考慮した損失改善アプローチの検討が可能です。
FET型番からパラメータをインポート
従来手作業でデータシートから入力していたFETのパラメータですが、型番を指定することで素早く入力できるようになりました。バージョン2.8ではInfineon Technologies製:904種類と、Rohm製:479種類の合計1,383種類のFETを取り揃えました。
理想スイッチにダイオード追加
Switch、PWM Switchの二種類の理想スイッチに、ボディダイオードのオンオフ機能を追加しました。
これにより、回路作成が簡単になり、回路全体の見た目もすっきりします。
フットプリント削減
ソフトウェア構成の見直しにより、フットプリントが大幅に削減されました。インストーラのサイズが約140MB削減され、さらに起動時のメモリ消費量も削減されました。
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