PowerSEL 200
エネルギー制御、モデルベース開発の学習に
必要なものを全て用意しました。
スマートコミュニティ時代のエネルギー制御システムモデルベース開発キット
本基板は、デジタル制御電源の最も基本的な回路であるDCDCコンバータをモデルベース開発環境のdSPACE DS1103から直接駆動することが出来るようになっており、モデルベース開発により電源開発を行うことが可能です。電源回路はDCDCコンバータからDCACインバータへの切り替えも可能で、交流出力を行いたい場合にも対応しております。
更に、Texas Instruments社のMCUであるF28035と切り替えて使用することで、出来上がったモデルを基板に実装することも可能です。
特徴
● エネルギー制御、モデルベース開発の学習を一枚の基板で
dSPACE社開発ツールDS1103より直接駆動することが可能であり、数学モデルから直接エネルギー制御を行う感覚で電源動作をさせることが可能です。
● スイッチング電源の体験
スイッチング電源の基本的な回路であるDCDCコンバータを採用しているため、スイッチング電源に関わる基本的な制御設計・開発を行うことが出来ます。
また、dSPACE社のRCPツールであるControlDeskによって制御のすみずみまで見える化が可能であり、スイッチング電源制御の深い理解に役立ちます。
● インバータへの切り替え可能
主回路をインバータへ切り替えることが可能であるため、学習、ツール導入の幅が広がります。
● MCUに実装
電源主回路は、dSPACE DS1103からの駆動だけではなく、基板上に実装されているTI社のF28035 Piccolo MCUからも駆動することが可能です。
実装技術が学習できるだけでなく、同じ制御対象を、違うコントローラから駆動することで、エネルギー制御に現れる変化が分かります。
仕様
・回路方式:非絶縁昇降圧型 双方向DC/DCコンバータ 2ch
・定格出力:200W(※強制冷却)
・定格DC入力:200V
・定格DC出力:48V
・コントローラ:
dSPACE 社製 DS1103 (I/F搭載)
TI社製 PiccoloTM MCU F28035 (搭載)
※コントローラは切り替えて使用可能
・通信:RS232C , CAN(MCUから通信)
回路方式 | 非絶縁昇降圧型 双方向DC/DCコンバータ 2ch | |
定格出力 | 200W(※強制冷却) | |
定格DC入力 | 200V | |
定格DC出力 | 48V | |
定格AC出力 | 100V | |
コントローラ | dSPACE 社製 DS1103 (I/F搭載) TI社製 PiccoloTM MCU F28035 (搭載) ※コントローラは切り替えて使用可能 |
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通信 | RS232C , CAN(MCUから通信) |
オプション
・DCDCコンバータモデル
・DCACインバータモデル
・単相二線式系統連系インバータモデル
・双方向DCDCコンバータモデル
・太陽光用MPPTモデル