About Eschart

大量のデータを見やすく、解析しやすく作られたグラフツールです。
さまざまな測定結果を読み込んで、 快適に解析することができます。

Eschart (エスチャート)の紹介動画
(音声あり/1分17秒)


システムの複雑化とともに増えていく大量のデータによって、得られた結果をさまざまな角度から解析することが難しくなってきました。私たちは、大量のデータを一度に扱うことができ、かつ、使いやすいUIを持つグラフツールとはどうあるべきかを考え、ゼロから作ることを決めました。
いかに多くの情報を煩雑にならないように伝えるか、系列同士の比較をどうするか、見たい範囲を簡単に表示するにはどうするか、これらを全て高速に行うためにはどうするか。ビュンビュン動き、見たいところへすぐアクセスする、新しいグラフツールを体験してください。

フィルタ処理

複雑なデータも、リサンプリングを自動的に行い、様々なフィルタ処理を行うことができます。
移動平均はもちろんのこと、
ローパスフィルタやハイパスフィルタなど、解析内容に合わせたフィルタを使用することができます。
FFT・スペクトル分析と組み合わせることで、
解析の幅が格段に広がります。

青色が元波形、緑色がLPFを処理した後の波形です。
およそ400HzからLPF処理をした様子が、右下の周波数特性から確認できます。
(参考:音声データを処理しています)

ファイル取り込み 

ファイルは各社バイナリファイルと、csvファイル、スプレッドシートなどが取り込み可能です。
サンプリング周期の異なるデータ同士の読み込みも可能なので、異なるメーカーの異なる測定器からのデータ取り込みや、CAN信号の様にサンプリング時間がバラバラなデータの取り込みも行うことも可能です。
また、取り込み可能なデータ系列やデータ点数に制約は設けていません。PCの能力を存分に発揮して大量のデータを取り込み、一度に解析しましょう。

柔軟なインポートウィザード

csvファイルやスプレッドシートの読み込みには、ヘッダーやデータ本体を指定するためにウィザードを備えています。計測器ごとに異なるデータフォーマットに柔軟に対応することができます。
ヘッダーがあれば、データ系列と自動的に紐づけて系列表示します。もし時間軸が無ければ、サンプリング周期を入力することで、自動的に時間軸を生成します。

解析

大量の時系列データを取り込んだらデータを重ねて比較しましょう。

もちろん、時間軸が異なる系列同士を重ねることができます。

データロガーの結果とCANの結果を比較することも簡単です。

オーバービュー

系列のすべての範囲を表示するオーバービューウィンドウ
オーバービューしたい系列をセットすると、系列の変化の様子が一目でわかります。
さらに、範囲の拡大、クリックで見たいところへクイックアクセスできます。

拡大縮小、縦軸のアジャストも簡単です。
もう虫眼鏡ボタンを探す必要はありません。
見たい範囲を探すのには簡単なマウス操作で直感的に行えます。
さらに、系列を拡げたり縮めたりも簡単に行えます。

紹介動画:拡大縮小比較

便利な検索機能

系列数がとても多い場合、探し出すのが大変です。
その場合は、検索機能をつかって、見たい系列までジャンプしましょう。
検索機能では、系列のコピーやペースト、移動なども簡単操作で行えます。
とにかく系列が多いデータ解析の効率を各段に向上します。

その他以下の解析が瞬時に行えます

実効値演算・積算・ピーク測定・最大最小・周波数測定など

系列間演算

Math機能を使って、グラフの系列を後から演算することが可能です。
系列間のサンプリング周期が異なっていても大丈夫、自動的にリサンプリングを行うので、CANなど、サンプリングタイミングが異なるデータ間でも演算することができます。
四則演算はもちろん、三角関数、絶対値など、数式を直接入力して計算することが可能です。演算はC#の構文を使って柔軟に行うことができます。

ライセンス形態・サポート

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